美味しいコーヒーの淹れ方

ナイスカットミルとボンマックを性能比較してみました!

ナイスカットミルとボンマックを性能比較してみました!

訳あって今手元にKalita(カリタ)のナイスカットミルとBONMAC(ボンマック)の電動ミルがあります。どちらのコーヒーミルも電動フラットカッターで見た目はほとんど変わりません。しかし値段は倍近くも違います。それはなぜなのか?インターネットの通販レビューだけでは分からない性能を覗いてみたい、失敗せずに電動コーヒーミルを購入したいという方のために、この2つの電動フラットカッター式コーヒーミルを比較してみました。

製造国の差

ボンマック コーヒーミルBM-250Nは台湾で製造しています。一方カリタのナイスカットミルは日本国内産です。この製造国の差が次に説明する値段の差にも現れているようです。

値段の差

ボンマック製はインターネット販売価格で15000円前後。一方のカリタ製は30000円前後。ブルーボトルコーヒーなど大手コーヒー豆販売会社がボンマック製のコーヒーミルを使用していることや、お手頃価格で本格的電動コーヒーミルを購入できるというメリットから近年ボンマック製の人気が高まっています。その影響か以前よりも価格が上がってきているな、という印象です。一方カリタのナイスカットミルは現在廃盤となっています。ナイスカットミルの短所である粉の飛散を改善したタイプのNEXTGや低従来のものよりも低速かつ加熱を防いだナイスカットGが現在では積極的に販売されています。

ホッパー容量の差

ボンマック製もカリタ製もホッパー容量が200gとなっています。粉受がカリタ製の方が100gと小さいです。家庭用で使う分には100g以上も一度に挽くことはほとんどないと思いますが、自家焙煎コーヒー店や喫茶店などで使う場合には、粉受が大きめのボンマック製の方が使いやすいように感じます。

挽き時間の差

一般的に一番選ばれる確率が高いであろう「中挽き」で試してみました。20gの中深煎りケニア・レッドマウンテンの焙煎豆を投入。ボンマック製は5.77秒に対し、カリタ製は11.49秒。カット時間は約2倍の差があることがわかります。このことから、2メーカーだけを比較すると、ボンマック製は高速、カリタ製は低速であることが分かります。

挽きムラの差

2メーカーの電動ミルを使用して、①細挽き、②中挽き、③粗挽きの3パターンで試してみました。まず①細挽きでは両メーカーとも挽きムラはほとんどなく、見た目は変わりません。また、②中挽きもほとんど変わりはなく、ムラは見られませんでした。しかしボンマック製の方が本体に付着した微粉の量が多く見られました。

一番驚いたのが粗挽き。これは一目瞭然で両者に差がありました。カリタ製の豆は均一に挽けているのに対し、ボンマック製で挽いた豆は大小かなりのムラが見られました。粗挽きであるのに微粉がたくさんあることも注目すべき点です。

味覚の差

ハリオV60ペーパードリップ、コーヒー豆10g、83℃の120mlで中挽きをテイスティング実施。中挽きに関しては、正直なところ大差ありません。香り、コク、苦味、酸味のバランスもよく、両者とも味わい深いコーヒーを淹れることができました!

次に気になる粗挽き豆をフレンチプレスでテイスティング実施。15gコーヒー豆で300mlの熱湯を投入。すでにムラがあるという先入観もあるかもしれませんが、ボンマック製のものは雑味を感じさせる後味の悪さがありました。カリタ製のものはアロマと油分がしっかり抽出されていると感じます。

まとめ

家庭用で中挽きメインに使用す場合は、ボンマック製のもので十分だと思います。コストパフォーマンスもよく、本格的なコーヒーが自宅で味わえます。しかし、コーヒーの淹れ方や挽き度合いをバライティに楽しみたい場合、また小売店や喫茶店のようなお客様に良い質のコーヒーを提供する立これら場である場合、機能が非常に高いカリタ製をおすすめします。田口護氏著の「珈琲大全」に、コーヒー豆を挽く際のポイントは

1バラつかないように挽く

2熱を発生させない

3微粉を出さない

とあります。微粉に関してはやはりゼロではありませんが、カリタ製の電動ミルはこれらの条件をクリアしていると言えるでしょう。今回はたまたまナイスカットミルとボンマックが手元にそろったのでこの2つを比較してみました。これから電動ミルの購入を検討している方の少しでも参考になれば嬉しい限りです。今後みるっこや他のメーカーのものも機会があれば試してみたいなと思います。

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